午前3時の雑記帳

病気でもない、普通でもない息苦しさをまとめるブログ

褒められるのが苦手(1)

多分、よくある話だと思うのですが、

褒められるのが苦手だ。

まずどう反応するのが正解なのか分からない。

とりあえず謙遜してしまう。

『きっとこの人は、私がかわいそうだからそう言っているのだ』『お世辞だ』『本心ではそう思っていないに違いない』

…そうとしか思えない。

なのに、自分のことを認めてほしいと思う。

謙遜するくせに、自分が劣っているとは思いたくないときた。

なんでこう、私という人間は面倒くさいのであろうか。

 

認知の仕方の問題なのだとは思っている。

以前、少しだけ外国にいたときには、私はとても社交的でヘルシーだった。

完璧ではないが臆さず話し、褒められると素直に「Thank you」と言えたのだ。

使う言語で、思考の仕方が切り替わっている気がする。

じゃあどうして普段それができないんだよってハナシなんですけど、まぁ旅の恥はかき捨て、って気持ちだったんですかね…

 

面倒くさいだろうと思いながら、時々夫に、

「なんでもいいから私のこと褒めて」

と要求する。

そして、返ってくるのはなんだか的はずれな、彼の本心からの褒め言葉だ。

私の要求は満たされないが、彼はそういう人なのでそれでいい。

メンタルが不安定な私には、共感しないでくれていい。

取り扱いなど覚えてくれなくていい。

ただ健全に、私の人生の隣にいてくれれば。

 

夫の存在に救われてはいる。

だが、私の性質はそう簡単に変わらない。

どこまでいっても、内を向いて固まって、何かに耐えている自己から抜け出せないのだ。