同化することも、拒絶することも
少し前に、髪を短く切った。
メンテナンスが楽になるかと思ったが、案外寝癖やらで面倒くさいので、また伸ばそうと思っている。
伸ばしかけの前髪が邪魔なので、最近上に上げている。
そうしたら兄弟が「お母ちゃんヘアーだ」と。
そういえば、母ももう少し若い頃、いつもワンレンのボブで、カチューシャをしていた。
(最近はめっきり髪のボリュームもなくなってきて、やってないようだけど)
兄弟にそう言われて、不思議と嫌な気持ちにはならなかった。
もちろん嬉しいわけでももちろんないのだが。
「私は母とは違う」
という確固たる自信があるから、些細なことはどうでもいい。
年を取って、味覚も母に似てきた。
皮肉なものだと思う。
だがしかし。
ずっと『家』に囚われて、有期雇用や短期の仕事を転々とし、外の社会もほとんど知らずに専業主婦になった母と、
実家を出て4、5年独り暮らしをして、結婚してもフルタイムで働いている(まぁ、若干のインターバルはあったけど)私は、きっと世界の見え方が違う。
なによりも、私は自分一人くらいは自分で食べさせて行けることが分かっているから、彼女のように男たちを家庭のなかでだけ支配しながら君臨することなどしなくていいのだ。
私と主人は、その点でなんら上下関係はない。
母のようになりたくはないと思う。
思春期の頃に比べれば、彼女について一定の理解はできる。
けれど、許すことはしないでおこうと思う。
私は、彼女とは似ていない。それでいいのだ。
タイトルなし
朝から生理痛で、起き抜けに鎮痛剤キメてやった。
いやぁハードだわ…
ゆる不妊治療日記1
せっかくなので、ゆる不妊治療日記も、記録として残しておこうと思う。
・結婚4年 (うち、避妊期間1年。低用量ピル服用)
・夫30代後半:中~重度のアレルギー体質、慢性鼻炎
・自分30代前半:軽度のアレルギー体質(元小児アトピー)
・共働き:フルタイム(基本的にカレンダー通りの勤務)
〇1件目の婦人科(2015~)
1年に一回くらい、ひどい生理痛が起こる(痛みのあまり吐いて過呼吸になるなど)ことと、地元を離れて新しく仕事を始めることになっていたので、ピルの処方をしてもらっていた。
しかし、おばあちゃん先生から「産めるなら早く子どもを作って産んだ方がいい」という圧をかけられ続け(※あくまで主観)、嫌になって通院を止める。
〇2件目の産婦人科(2017~)
仕事中にひどい生理痛(立っていられないほどの痛みで過呼(以下略)で動けなくなり、かかった病院。
ついでに計画的に妊娠したい旨を伝え、タイミング指導を受ける。
生理周期やホルモンに左右されて突然指定される通院にイライラしながら(仕事を休む段取りが面倒くさい)、大体ちゃんと通って内診で卵が育っているか、排卵しているか見てもらう。
同時進行で私の血液検査などをしていたが、夫の方に問題があることが発覚。
早く妊娠したいという希望があるなら、もう自然妊娠ではなく人工受精に進んだ方がよいとの指摘を受ける。←いまここ
ということがここまでのあらすじ。次は、不妊治療クリニックにかかる、というところまで来ています。
男性不妊が大きな原因ではあるものの、機能不全家庭で育った私自身が、子どもを産み育てることに対してポジティブになれないという、もはや産婦人科関係ない問題も抱えています。
なので、どういうゴールにたどり着くかは分かりませんが、ゆるい不妊治療(やる気のない妊活?)始めています。
変わらないものなどないとわかってはいるつもりだけど
子どもの頃、自分がそんな風になるなんて思ってもみなかったこと。
お寿司にわさびを付けて食べられるようになること。
目が悪くなって眼鏡やコンタクトをするようになること。
牛乳を入れずにコーヒーを飲めるようになること。
飛行機に乗ること。
外国に行くこと。
車を運転するようになること。
地元を離れること。
結婚すること。
後ろ3つは、割と今でも自分で意外。
それでも、意外のオンパレードで人生は進んでいって、そして、大概のことでは驚かなくなるんだな。
その繰り返しは、じわじわと人生の新鮮さを減らしていって、私は少し、そのことに恐怖を覚えている節がある。
それは、子どもの頃の敏感さを失って、鈍った舌にわさびがちょうどよくなっただけで、何かを克服したとかそういうわけではないんじゃないかと思うから。
多分私は、なにかを諦めようとしている
話の趣旨とは、ずれてしまうかもしれないのだけれど、
"結婚することで今の仕事を辞めないといけないとしたら、結婚と出産を諦める"
というフレーズに、『あぁ、自分もそうなのかもしれない』と思った。
正直なところ、私に結婚願望はなかった。
まぁ、好きな人と一緒に暮らすことに憧れはあっても、妻になり、母になるというビジョンは 持ち合わせてなかった。
ただ、主人は。大学院卒という学歴を含めて好きになってくれた。
私のやっていた学問や研究分野を含めて、彼は『自分と趣味が合う』と思ってくれている。
(彼自身は四年制大学卒なのたが、大学のランクとしては私の出た地方国立大よりは高い私大を出ている)
なので、「さくらちゃんの専門性を生かさないのはもったいない」と、フルタイムで専門職に就かせてもらえたし、子どもについても、急かすようなことは言わないでいてくれた。
正直、私は今でも十分居心地がいいし、この生活は安定している。
むしろ、妊娠出産でどうしても一度自分のキャリアが中断するのは、それは自分のアイデンティティにも関わる。
子どもを持つこと=何かを諦めること
だと、捉えている節がある。
諦めないで済む道があるだろうか。
それでも。産んでしまえば『やっぱり子どもを持つことには無理があったんだ』とリタイアすることなんて、できないわけで。
それでも、ちょっとずつ気持ちが不妊治療に傾いてきている私は、なにかを諦めようとしているのだろうか。
タイトルなし
死にたみー
朝から全速力の死にたみー
とにかく眠い。眠すぎる。
毒吐き
出典不明なれど、大いに共感する文章。
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「いつでも繋がれる安心感」は、同時に「いつでも繋がっている強迫観念」を持たせてきた。
人間は繋がっていないからこそ繋がりたい気持ちを持ち、そしてそれを大事にする。
「繋がっている安心」と「繋がっている慢心」を履き違えた結果が、この社会。
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たまに、ケータイ投げ捨てるか圏外(もう日本にそんなところほとんどないのだろうけど)に行きたくなる。
いいねをもらうために毒々しい色のパンケーキ食ってんじゃねぇぞってカンジ。