午前3時の雑記帳

病気でもない、普通でもない息苦しさをまとめるブログ

タイトルなし

妙な多幸感。

間違いなく、しばらく会えなかった彼と、少しだけでも話ができたからだ。

庇護を失い、心の安全基地が揺らいで、彼がいなくても生きていけるように親離れをしなければと、諦めと喪失感を受け入れようとしていたけれど、

たったほんの少し、言葉を交わして、それだけで単純極まりない私の心には、小さな灯火が点るのだ。

何度心の中で呼んでも、空虚に吸い込まれていくだけだった彼の名が、今はきちんと、私の心の中に点っていて。

我ながら、単純でいじましいと思う。

忘れられなんかしない。

失って生きられなどしない。

それでも。

大丈夫。

忘れないし。