私が貧乏だった頃
大学院生時代、親からの援助もほとんどない状態で暮らしていた間、結構本気の貧乏だった。
主食はスーパーの見切り品と、もやし。
とりあえず卵食べてれば栄養失調にはならないだろうと思って暮らしていた。
それでも、束縛と抑圧と条件付きの愛情に縛られた実家暮らしに比べたら毎日が自由で、貧乏も苦にはならなかった。
素パスタに、マヨネーズとゆず胡椒とめんつゆとだしの素混ぜまくったやつ食べたり。
近所の390円弁当で買った弁当を、昼夜に分けて食べたり。
創意工夫に溢れた貧乏ライフ(笑)
だって、家賃とケータイ代だけは削れないんだもの。
今はごはんを我慢しなくても暮らせるようになったわけだけれども、時々貧乏ご飯が食べたくなる。
卵と揚げ玉で作った親子丼もどきとか。
寝食が全て母親にコントロールされた実家暮らしのままだったら浪費癖が治らなかっただろうから、
今もできるだけ贅沢をせずに暮らしていられるのは、あの不遇の時代のおかげだと思います。
当時は、食べ物くれる人とご飯おごってくれる人は神でした(笑)
私も、食うに困っている若者がいたら、今度は助けてあげる方にならなければいけませんね。