午前3時の雑記帳

病気でもない、普通でもない息苦しさをまとめるブログ

私の神様(1)

何から話せばいいのだろう。

ええと、私はずっとずっと、愛の出力がおかしいまま生きてきて、

それは多分、親との基本的な愛着が育まれなかったせいだ。

 

ただ幸いなことに、私は賢かった。

子どもの頃はそれなりに勉強ができたために教師から好かれ、

家では母から全否定されて育っていたが、

外では評価されるのでなんとかバランスを取っていた。

その時には、そんなことには気づいていなかったけれども。

 

青年になって恋人もできたけれども、

ダメな男や人間的に難のある男ばかり選んでしまい、

それでも、彼らを愛して、愛して、そして、

自分の望む愛が返ってこないことに絶望していた。

それでも「この人には私がついていなければ」というやりがいを燃料に生きていた。

その時には、まったくそうとは思っていなかったけれども。

 

そんなときに、後に私を生まれ変わらせてくれる人に出会う。

その人は、私の師だった。