午前3時の雑記帳

病気でもない、普通でもない息苦しさをまとめるブログ

多分私は、なにかを諦めようとしている

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note.mu

 

話の趣旨とは、ずれてしまうかもしれないのだけれど、

"結婚することで今の仕事を辞めないといけないとしたら、結婚と出産を諦める"

というフレーズに、『あぁ、自分もそうなのかもしれない』と思った。

 

正直なところ、私に結婚願望はなかった。

まぁ、好きな人と一緒に暮らすことに憧れはあっても、妻になり、母になるというビジョンは 持ち合わせてなかった。

ただ、主人は。大学院卒という学歴を含めて好きになってくれた。

私のやっていた学問や研究分野を含めて、彼は『自分と趣味が合う』と思ってくれている。

(彼自身は四年制大学卒なのたが、大学のランクとしては私の出た地方国立大よりは高い私大を出ている)

なので、「さくらちゃんの専門性を生かさないのはもったいない」と、フルタイムで専門職に就かせてもらえたし、子どもについても、急かすようなことは言わないでいてくれた。

正直、私は今でも十分居心地がいいし、この生活は安定している。

むしろ、妊娠出産でどうしても一度自分のキャリアが中断するのは、それは自分のアイデンティティにも関わる。

 

子どもを持つこと=何かを諦めること

だと、捉えている節がある。

諦めないで済む道があるだろうか。

それでも。産んでしまえば『やっぱり子どもを持つことには無理があったんだ』とリタイアすることなんて、できないわけで。

 

それでも、ちょっとずつ気持ちが不妊治療に傾いてきている私は、なにかを諦めようとしているのだろうか。