午前3時の雑記帳

病気でもない、普通でもない息苦しさをまとめるブログ

家族の思い出

持ち帰ってきた仕事に手をつけないままゴールデンウィークが終わりそうで、仕方なく眠い目をこすりながら作業しております…

 

結婚して以降、連休となるとなんでこんなに毎年毎年遊びに出かけているのだろうか…

風呂に入りながら、ふと、子どもの頃家族で遊びに出かけた覚えなんてほぼないことに気付く。

 

とにかく私の母という人は出不精で、疲れるからと言って人ごみには近づきもしなかった。

父はというと、仕事をしていないと落ち着かないのかと思うくらい、朝から晩まで働いていたので、休みの日は休日出勤しているか家で寝ているかのどちらかであった。

そのため、行楽シーズンに行楽地に行くなんてことは、我が家では皆無だった。

あって、母の実家に泊まりに行くくらい(父方の実家は遠方だった)で、母方の祖父が介護が必要になって以降は一緒に暮らし始めたためそれすらなくなって。

家族全員で出かけるなんて、外に食事をしに行く…いや、祖父の介護が始まってからは母は外食にすら同行しなくなった。

そんな調子なので、連休で学校が休みになると、私は暇を持て余していた。

友だちと遊びに行くこともあったけれど、誰かの家に泊まりに行くなんて母が許してはくれなかったし、そもそも連休にはみんな家族で旅行に行ってしまったりするので、とにかく私は暇を持て余していた。

 

だから私は絵や文章を書くようになったのだと思う。

紙の上に、自分の居場所を創造すること。

当時の私にとっては、それが一番楽しかった。

 

家族のことを思い出そうとすると、ろくなものがない。

幼少のころに見ていた、毎日言い争いをする両親の姿。

世の中の両親というのは、みんなこうなのだと思って疑っていなかった。

 

…本当に変な家庭で育ったなぁと、今は他人事のように思い出す。