午前3時の雑記帳

病気でもない、普通でもない息苦しさをまとめるブログ

能ある鷹は、

anond.hatelabo.jp

 

大学~大学院時代にかけて、ずっと秘書のように研究室を回してきて、

どう考えても、自分は仕事はできる(得意不得意分野はあれど)ということは確かに分かっていて、

この事に関しては確信に近い。謙遜も何もしない。

ただ、働く相手との相性によってパフォーマンスが変わることに関しては自覚がある。

当時は、指導教官であるところの先生とほぼ二人きりだったからこそ、私はのびのびと失敗を恐れず動けたし、

少々子ども心を忘れなさすぎる先生は私がお目付け役をしているからこそ、クリエイティブな類いの仕事をやっていくことができた。

 

「能ある鷹は、爪を隠しなさい。お前は優秀だ。『この人のために自分が働きたい』と思える人の元でだけ、全力を尽くしなさい」

と、何度も言われた。

いま思えば、この言葉があったから、私はなんとか社会生活を送っているようなものだ。

仕事をしながら、理不尽だと思いながらも、叱責されたり怒られたりはするもので、

それでも私は、そのときにはものすごく凹むけれども、

『私を使いこなせないのであればそれは、上がそれだけのレベルだということだ』と嘯くことができる。

前に書いたことと矛盾している気もするけど。

でも、それくらい、私をギリギリで踏みとどまらせてくれているのは、ことごとく彼なのだ。