午前3時の雑記帳

病気でもない、普通でもない息苦しさをまとめるブログ

戻れない

彼に初めて会ったのはもう10年以上前で、そのうち半分の期間は、もう日常的に会ってなどいなくて、

本当に近くにいたのは、思い返せばたった4年ほどなのだ。

 

それでも時折先生との記憶を思い出すと、寂しいような照れ臭いような気持ちになります。

 

憎まれ口を叩くのも、悪口を言うのも、私が心から自分を信頼しきっているからこその甘えだと彼は知っていたから、そのままにしてくれていた。

 

その肯定が、私を救ってくれた。

 

彼氏と別れる別れないのすったもんだをしていたときも、研究しながら貧乏生活をしていたときも、いつでも見守って手をさしのべてくれて、いや、彼氏とのいざこざは苦笑しながら話聞いてくれただけだけど(笑)

 

引っ張ってくれたわけではない。でも、いつでも逃げ込ませてくれた。そしてまた、背中を押してくれた。

 

いくら感謝しても足りない。

どうしようもない青年だった私を、見捨てないでいてくれて。