午前3時の雑記帳

病気でもない、普通でもない息苦しさをまとめるブログ

抑圧と搾取

 

 

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最近ぼんやり考える事。
Metooとか山口某とかの、女性が性的に搾取されたり、抑圧を強いられることについて。
正直な話、自分の中でそんなに違和感がなかったのだ。
自慢じゃないが、子ども時代から抑圧のオンパレードだったので、感覚がマヒしているのかもしれない。
母から全否定と抑圧を受けてきたことに加えて、地元は田舎で、今時男尊女卑が生き残っている土地柄だったりする。
「女の子が大学なんかに行く必要はない、家のことをさせろ」と、マジで言われたことがある。
(もちろん大学院に進学することなんか言えるはずもない)
そこから生き残ってきたから、私はマヒしてしまったのだろうか。

色んな記事や意見を読めば、『確かにそうだよなぁ』とは思うのだ。
どんな理由があっても、性別が何であっても性的な暴力は許されることではないし、被害者が叩かれるのはおかしいし、被害者が口をつぐまなければもっとひどい目に合うなんて社会としておかしい。
けれど、自分はそんな社会に適応してきちゃったのだ。
むしろ、その仕組みを有利に利用してくるぐらいの勢いで生きてきちゃったのだ。
だから、私はこの件について何をどう語ったらよいのか分からずにいる。

きっと、この風潮が今まで変わってこれなかったのは、私みたいな感覚の人の消極的な肯定のせいもあるんじゃないかと思う。
自分の経験則ではなく、理性的に考え、自分の感覚を疑わなければならないのだと思う。