午前3時の雑記帳

病気でもない、普通でもない息苦しさをまとめるブログ

懐かしさ

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昔の日記を読み返していると、

懐かしくて苦しくなる。

 

アイデンティティが拡散しまくって収集つかない私と、保護者のようにそれを見守ってくれた彼の、記録がいまは物語のように感じる。

そのとき何を考えてどう感じていたのか、すっかり思い出せなくなってしまった。

それでも、自分の文から滲んでいる、先生への全幅の信頼と親愛が、胸を苦しくさせます。

あぁ、私はなんてあの頃子どもだったのだろう。

 

そして、そのときには見えていなかったけれど、先生もまた、私を頼っていたのだとも気づく。

彼が辛かったであろうあの時期に、私の存在はきっと、意味があったのだ。

私が彼に受けた恩も、私が与えていた赦しも。

あのときお互いに、なくては乗り越えられなかったのだろう。

 

10年経って。あのときの彼と同じように、あの頃の私のような子たちに「先生」と呼ばれるようになって。

 

馳せる思いがあります。