不完全なひとりの人間として。
https://anond.hatelabo.jp/20140402111648
そう。
私は、物理的に実家と離れたことでかなり精神的に安定しました。
そうすることで、母の方も私のことを「自分の管理下にいる者」という認識を外したのか、表面的には優しく振る舞ってくれるようになり、
かなり関係は改善し普通の母娘のようになっています。
うっかりすると、実家を美化しまって懐かしくなってしまいそうになるのだけど、
いやいや、もうあんな家には戻りたくなんかないと、初心に戻る(笑)のです。
今になれば、母について、理解はできます。
きっとあのとき母も辛かったのだろうとか、我慢してきたのだろうとか。
けれど、私は彼女を許さないと決めたのです。
そうでないと、あの頃あんなに傷ついた、あの頃の私がかわいそうだ。
母に、反抗して反抗して、私はやっとサバイブしてきたのだ。
理解はしても許しはしない。
そうでなければ、私はアイデンティティが揺らいでしまう。
結局これが正しいのか分かるのは、母が死んだ後なのだろうと思います。
母がいなくなった私の世界が、自由であることを心から願います。