相反して
完璧主義と不安傾向のふたつが、とにかく私の人生を生きにくくしている気がする。
やらなければならないことは山ほどあるのに、何をする気力も起きないのだ。
あと、人から悪く思われることが怖すぎるのに、人間関係うまくやれる気もしないしそこに割くエネルギーがそもそもない。
『完璧にやれる自信がない』から『なにもしない』を選択してしまう。
そのことにまた引け目と後悔の念を抱き、死にたくなるのだ。
もちろん具体的な事象(例えば仕事上のトラブルとか)ももちろんストレスだが、
漠然とした、姿形のない、もはや存在もしない不安の方が私を蝕む。
だから、私にとって分からないことが最も恐ろしい。
一方、知ってさえいればどんな困難であっても、割とどうにでもなる。
だてに修羅場はくぐっておりませんもので。
この後半ばかりが人の目に付くため、私はバイタリティーのある強い人間だと思われる傾向にある。
それでも、私の本質は弱く、逃げてばかりだ。
だから、求められる虚像の通りに生きられない自分に辛さを感じ、また自我が軋むのである。
難儀な生き方よ。