午前3時の雑記帳

病気でもない、普通でもない息苦しさをまとめるブログ

きっとそれは宝物だから。

気がつけば大学を出てからもう何年も経っていて、

彼と毎日のように顔を会わせていた頃が遠くなっていく。

いつでも味方でいてくれて、干渉せずに見守ってくれて、

私に役目をくれて、頼りにしてくれて、

私がほしい言葉と、私に必要な言葉をくれた人。

大人を信頼できなかった私に、正直に接してくれた人。

 

 

結局捨てきれない「好き」の端っこを握ったまま、色褪せていくことに悲しさを感じるけれど、でも手放すことができずにきる。

忘れてしまったら、私の中のなにかも死んでしまう気がして。

それくらい、彼と、彼に育ててもらった時間が、私の根っこを作っている。