午前3時の雑記帳

病気でもない、普通でもない息苦しさをまとめるブログ

アイデンティティと承認欲求

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私は、どちらかというと古いタイプの人間です。

青年期にぶつかった「自分は何者か」「誰も私を必要としてくれないのではないか」という問いに、

自らの内面と向き合おうとすることで答えを探してきました。

 

今は、イイネを求めてインスタやらなきゃいけないんでしょ?(偏見)

と表現するとキャッチーかつバカにしてるみたいになってしまうのですが(笑)

自分の価値を測る方法は、他者を通すことしかない、ということなのでしょう。

そのうちに、我々は「自分は何者か」なんてことに悩まなくなるのでしょう。

「自分が何者なのか」を掴むことがアイデンティティの獲得であった近代に対して、

「自分は何者かである」ということすら、求めずとも生きていけるのが現代だということなのかもしれません。

そして、アイデンティティの確立の過程であった他者からの承認への欲求は、それだけが独立し、インターネットに染み出しているような気がします。