午前3時の雑記帳

病気でもない、普通でもない息苦しさをまとめるブログ

愛着と信頼(1)

誰かと深く繋がりたいのに、

なにかがそれにブレーキをかけるのはいつものことで。

 

心当たりがあるとすれば母との確執だ。

 

自分に記憶がないので完全な伝聞なのであるが、

母は私が1歳になるかならないかの時分、

離婚するつもりで私を連れて実家に帰ったのだという。

すると、赤ん坊の私が突然母を拒絶し、離乳食も一切母の手から食べなくなり、

仕方なく祖父が食べさせていたのだという。

 

母親だけでなく父親との愛着を獲得する時期に、言うなればその父を、母によって取り上げられたわけで、

基本的信頼や愛着になんらか支障が出るに決まってるよね…という感想です。

大人になった私としては。

 

その後、なんとか母は父の元に戻るのではあるが、

まぁ基本的に喧嘩しかしない両親のまま、私は育てられた。

 

家族の温かさとはなんですか?

児童相談所が出てくるほどの虐待を受けたわけではないにしろ、

私の家庭は、外面だけはよくて内側は家庭としての機能を保てていないハリボテだった。

世の中の家庭は毎日罵声を浴びせられたりしないということを知ったときの衝撃ったらなかったです…

それが普通だと思い込んでいたので。

 

親とすら、築くべき時期に信頼関係を気づけなかったからか、

他者と関係を築くのにとんでもなく勇気とエネルギーが必要になります。

それでも、人間を嫌いにはならなかったのは、生来の性格なのでしょうかね。