自罰思考
自分に対する過度な要求。
完璧主義。
そして大体自分を責めることになる。
『もっとこうあるべきだ』『それができない自分は全然頑張っていない』『手を抜いている』『あの人に比べて自分は劣っている』
なんでそんなこと自分で自分に言わなければならないのかって?
それは私が私だから仕方ないんですよね。
理論としては分かっている。その、高い要求を私に突きつけているのは私ではなく私のなかにいる『母親』なのだ。
母の望むような方向に向いているときは良いのだが、母が望まない方向に私が向かおうとすると、途端に存在を全否定するレベルに全否定されるんだから、恨んだり憎んだりするわけだよね。
一緒に暮らさなくなってもう6年ばかしなるので、以前のように凄く嫌いというわけではないが、
けれど、私は母を許さないでおこうと思う。
彼女もまた一人の不完全な人間なのだと、理解はする。
理解はするけど許しはしない。
でなければ、母に全否定されながら自分の道を突き進んできたあのときの自分がかわいそうすぎる。
母娘の和解は難しい。