恋をしないと生きられない
ずっと私は自分のことを、恋愛体質だと思っていた。
物心ついた頃からずっと、常に好きな子がいたし、好きだとか憧れだとか、その対象がいることが日々のモチベーションになっているほどで、両思いになることよりも、ただ片思いをしている方がよっぽど楽しかった。
あまつさえ、彼氏がいようと、バイト先や学校で気になる男の子がいるのも良くあることで、もはやここまでくると病気だなぁと、自分でも思っていた。
そんなわけで、結婚すること自体が、自分に向いていないのではないかと思ってかなり躊躇したのも事実である。
ただ予想に反して、結婚して以降、私の“恋をしないと生きられない病”はすっかりなりを潜めてしまったのである。
色々考えてはみたが、恐らく、安定した所属先ができたことにより、安心したのではないかと自己分析している。
私はずっと、絶えず誰かからの承認を求めていて、私がふわふわと恋心を持ち続けていたのも、それは翻っては「自分が愛されたい」という気持ちに他ならなかったのかもしれない。
ということは、私は今、愛されているということなのかしら。
いや、正しくは。愛されているということを認められるようになった、のでしょう。
健康的に自己犠牲!
写真が添付できるのか実験。
ここに文章を書くようになってから、おかげさまでずいぶん症状が落ち着いています。
ということは特に書くことがないということでもあるのですが(笑)
それでも抜けきれない、なにか居心地の悪さは、とにかく生きることに対しての居心地の悪さのような気がします。
どこに向かえば、この罪悪感はなくなるのでしょうか。
それともどこまでいっても、私は何かに対しての罪悪感を感じながら生きていくのでしょうか。
だから私は、人に奉仕して生きていくことを選び、そのことを以て自分の存在を許そうとしています。
なおかつ、自分を大事にすることを忘れないようにしないと、ただの自傷行為になるので、注意が必要ですね(笑)